ふたりのほーほけきょ
  今日の出来事やふと思った事を載せます

Sunday, Sep 5, 2010

うきうき @ 17:50:17
久しく元気がなかった実家のばぁばは国立病院で「まんせいこうまくかけっしゅ?」という診断をもらった。こけて頭を打ったところに血が溜まってたらしい。
取り除く手術をした。
お蔭さまで経過は良好。
明日には退院という運びになった。
食事が取れない。
喋りがおかしい。
歩けない。
立てない。
82歳という高齢もあって、もうよくならないんじゃないか。。ってちょっとだけ思ってしまった。
弟とれい子ちゃんにはたいへん心配をかけた。とてもとても感謝している。
今日は天とまりこちゃんと3人で見舞ってきた。
ばぁば、元気になってくれてホントによかったよ。

ということで、切り替えが早いところはご勘弁。
こずえちゃんが迎えにきてくれるというので今夜は近場のジョイフルでお茶することになってる。
洋子さんとふみちゃんとみっちゃんと紀ちゃんが一緒。

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東区支部・こがすみこ @ 13:49:55
整理をしてたら数年前の河内婦人会の総会で発表した文が出てきた。
季節は春だけど載せてみることにする。


   
「ほーほけきょ」
 
      東区支部・こが すみこ


とんでもないことをお引き受けしたものだと、今日が近づくにつれ不安になってきた。
さて、何を話そう。困ったな・・
喋りが下手でごめんなさい。恥ずかしいという気持ちに逆らわないで今日は行きます。

さて四月、卯月
今年もあちこちの街から暖かな春便りが沢山届いた。
裏の畑は梅の花が終わり椿の花が咲き、木蓮の花が大きく開いた。
ミツバチが寄って、蝶が飛び、鑪水(たたらみず)には「るりかけす」が止まった。
「るりかけす」ってどんな鳥?そうね、ちょっと大柄の・・・タブンるりかけす。

自宅裏の畑は父の菜園になっている。
父が植えたアスパラ、ネギ、ブロッコリー、春キャベツに春タマネギ、パセリ。
もうすぐ豆も採れる。
もぎたての野菜は甘く、そして自然の力が充満してぴちっと弾んでる。青葉の酢味噌がとても美味しい季節。
そして春の到来を知らせる桜前線は毎年のことながら大きなニュースになった。
桜の花の芽が動き始めたと思っていたら、いつの間にか満開になり、この雨で見頃は少し過ぎたようだ。
桜咲く樹の下に人々が集まり、宴が開かれるようになったのはいつの頃からだろう。
今年も厳島神社の桜は実に見事だった。
吹く風やわらかく、光る感じを受けて河内町は今、春たけなわである。

春めいてきたので急に思いつき、「白浜仲良しこよし」の集まりをすることになった。
久々の集まりに何を着て行こうかと、先ず黒のパンツスーツ。
頼みもせんのに隣にいた息子が「黒と黒は地味だろ」と囁いた。
えっ、そぅぉ?言いながら刺繍が入ったお気に入りのスカートを履いてみる。
奈美ちゃんの車が到着したのがわかった。
「ちょっとごめん、少し待って!」
「せ〜の」で大きく息を吸う。止めてファスナーを一気に上げた。
途中、ぼってりとはみ出した肉にはばまれ、ファスナーは引っかかったまんま。肉をつまんで押しながら、腰を振ってねじってみる。結局上には上がらなかった。
スカートは諦めて花柄のブラウスに取り換えた。5分で3度のお色直し。
お出かけの時は気に入った服ではなく、はいる服、はいる服。

いつだったか、加代ちゃんや豊ちゃんたちとドライブ中、こずえちゃんが「痩せん!」とため息付きながら言ったことがあった。
「スミは間食する?」と尋ねるので「大好きたい!」と答えた。
部屋にひとりでいる時もフジバンビの黒糖ドーナツ棒は箱ごと持ってさらくし、カルビーのポテトチプスうす塩味は大好物だけん。袋を開けたら食ってしまわんと気になってしまう。
甘いケーキでも届くものなら無理してでも頂いちゃうから困ったよね、卑しいものだから。
1キロ痩せるためにどれほどの努力が必要だろう。
1キロ太るのは簡単なのに。

早いものでこの5月、満50歳を迎える。
働き盛りの50歳。
白浜と私の歴史をざぁ〜っと書いてみることにした。

水害で家が流された時のこと。遊びが「自然」だったころの思い出。
缶蹴りだの鬼ごっこだの。
真冬の風が強い晩、懐中電灯を照らしながら婆ちゃんと「おいじょうさん」の銀杏を拾いに行ってた時のこと、地面いっぱいに広がって落ちてる銀杏を花をひん曲がらせて夢中で拾った。
つねこちゃん、美奈子ちゃん、ちどりちゃんたちが「おいじょうさん」のギンナメ(銀杏)遊びにかててくれてた。
近所の魚屋の野村さーまんおっちゃんは、くわえ煙草に酒屋の前掛けに腹巻。
粋でカッコよくって「おっす、Chun」
ごとうやの厚信おっちゃんと征ちゃん・信ちゃん親子はとても仲がよかったのを思い出す。キャッチボールをよくやってたね。
白浜分校時代・体育祭の時は西のおばあさんが人気者だった。興奮のあまり、リレーの時もトラックの中まで裸足で入ってきて、走者の前をハンカチ振って応援する姿は誰も真似が出来ない。時の弁天一座の応援もすごかったと思う。
分校の運動会に村挙げての応援だった。
迎えの善おっちゃん、エキおばさん、正博おっちゃん、ちぃこばちゃん、たんばんはた、たんなかのおじいさん・おばあさん、ノブおっちゃん、盛子ばさん、椿山のおっちゃん。おばちゃん、谷畑のおばちゃん、俊子んち、奈美ちゃんち、さっちゃんち、磯野クンち。
村中の人たちにいっぱい可愛がってもらって。
私の大好きな大好きな白浜。
そして父と母とばあちゃんとおばちゃんと妹と弟。

縁あって白浜に生まれ、縁あって「たたら」のヤスノリちゃんと運命的な出会いをし、そして今ここに立ってる。
働き盛りの50歳。
更年期、膝の関節の痛み、腰から下のしびれ、そして50肩。磁気ネックレスはいいようだ。外すとたいへんなことになる。
文字がかすむ、ぼやける。老眼鏡は3個目を購入した。
そして私自身も時々ピントがずれるらしい。
服も後ろ前、おまけに裏表反対だったり。
携帯メールの返信が2日空いたり3日空いたり。
昨日のことはなかなか思いだせない。
みんなとの約束は忘れるくせに、ぼっと集合をかけたりして。たいへんご迷惑をおかけしてることだろう。ごめんなさい。
近頃はみんな慣れてしまったそうだ。これが私の当たり前と諦めてるらしい。とてもいい考えだと思う。

刈り取った草わらの上で休む。帽子と軍手を外し、タオルで顔の汗をぬぐい取って空を見上げる。
のどかで優しい時間。
偉そうに「農業は努力の積み重ね、掻いた汗は、こさえた肉刺はあとでちゃ〜んと生きてくるのだ・・と自分に言い聞かせながらやっとるよ。すごくない?」と息子に言ってみた。
返事がないので「すごくない?すごくない?」を連呼して。
息子は静かに
「母さん、あのね。すごいとかってのは人が判断するものなの。自分では言わないの。わかった?」
わたしが「わかった」と言うまで「わかった?」「わかった?」と実にしつこく。
しあわせってこんなところにあるのかもしれないね。
くたびれ果てて作業着のまま、なだれ込むように畳で寝てしまったり、お風呂でおぼれてしまったり。
畑でも家の中でもこけまくって。
雑木片づけでは髪は燃すし、まつげと眉もチリヂリにさせたことがあった。
よりによって息子の高校の卒業式の前の日。チリヂリのところをツンツン切って式に出る。
息子が気付いてくれるよう入口の一番前の席に付く。
ペンシルできれいに描いたつもりだったけど、仲良しのおかあさんに「ちょっと変」と言われた。

自然と繋がって暮らす、大地と繋がって暮らす。
「河内町」という大きな存在にもっともっとこだわって。
そして自分のこれまでの経験も出会いも、ずっとずっと体に染み込ませて。
それがきっと自分を支えてくれるエネルギーになっていくに違いない。
これからも前だけをむいて。
いつも楽しく♪

今朝も思いっきりウグイスが鳴いた。
「ほ〜ほけきょ」
実に清々しい声で。
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準備中 @ 10:41:41
夕べ雨が降ったのでね、久々に午前中は農休となりやした。
まりこちゃんとシュークリーム焼いてます。

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